ゆうもあ大賞は、昭和34年に始まった「ゆうもあ賞」が最初で国鉄職員の岡田重雄さんが車掌として車内で乗客にゆうもあをふりまいたとして第一回受賞者となりました。昭和44年から昭和55年の間を一時休止したほか、昭和天皇のご病状に配慮して中止した昭和63年をのぞいて、毎年その年を明るくした話題の人びとに送られています。
いまをときめく人たちが若い時に授賞していたり、遅咲きながら一気に世の中を明るくした方など受賞者の顔ぶれを眺めるとその時代の社会背景がわかるともいえます。と同時に、ゆうもあくらぶの選定眼の確かさをゆうもあの精神でご理解していただけると助かります。
令和5年(2023年)
創立69年のゆうもあくらぶ(昭和29年/1954年創立、会長:山東昭子、理事長:大村崑、本部:東京都港区、03-3432-3335)では、昭和34年(1959年)より、その1年に『”ユーモア”で貢献し、世の中に明るい話題を提供してくれた方』に「ゆうもあ大賞」を贈呈しております。
本年の選出は、ゆうもあくらぶの会員の投票により行い、このほど令和5年度(2023年度・第51回) ゆうもあ大賞を4名に授与いたしました。
令和5年(2023年)12月6日(水)に開催された表彰式(於:ホテルニューオータニ芙蓉の間)にて、理事長の大村崑より、賞状と「金の耳かき」を授与したほか、協賛各社からの副賞が贈られました。
表彰内容は次のとおりです。
ナイツ(お笑いコンビ)
お二人は東京漫才伝承の一方、独自スタイルを追求する笑いは私たちを魅力し続けています。
漫才活動はもとよりラジオパーソナリティー、俳優などお姿や話術に接しない日はありません。
独自視点が光る塙さんのプロ野球や相撲解説、土屋さんの競馬やサウナ愛。
ユニークな「消しゴムサッカー」発案。
ナイツワールドの不思議な魅力に引き込まれています。
漫才協会の会長と常務理事としても、さらに世の中に笑顔の花を咲かせて下さることを期待して、ここにゆうもあ大賞を贈ります
船越 英一郎(俳優)
あなたは「2時間ドラマ・サスペンスドラマの帝王」として一世を風靡されました。
民放5局の2時間ドラマ全てに出演された唯一の俳優さんとして異名をとるなど、数多くの作品に出演されています。
今年は芸歴40周年を迎えて「赤ひげ」での初舞台初座長が大きな話題となりました。
常に優しい眼差しがわたしたちを笑顔にさせてくれています。
これからもテレビの中で2時間だけでも私たちに笑いあり、感動あり、スリルありのドラマで楽しませて下さることを願って、
ここにゆうもあ大賞を贈ります。
和田 アキ子(歌手)
あなたは1968年からの長きにわたり、常に芸能界の第一線を走り続けそのダイナミックな歌唱力エンターテイメントの実力はもちろん、豪快なエピソード、まっすぐなコメントにはいつも感激しています。
今年はデビュー55周年のスペシャルライブ・ラストホールツアーを開催するなど活躍が素晴らしいです。
毎週のテレビ・ラジオの長寿番組ではいつも心おだやかにお過ごしくださいと優しく語りかけて、私たちに元気と優しい気持ちを与えてくれています。
ここにゆうもあ大賞を贈ります