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ゆうもあ大賞は、昭和34年に始まった「ゆうもあ賞」が最初で国鉄職員の岡田重雄さんが車掌として車内で乗客にゆうもあをふりまいたとして第一回受賞者となりました。昭和44年から昭和55年の間を一時休止したほか、昭和天皇のご病状に配慮して中止した昭和63年をのぞいて、毎年その年を明るくした話題の人びとに送られています。

いまをときめく人たちが若い時に授賞していたり、遅咲きながら一気に世の中を明るくした方など受賞者の顔ぶれを眺めるとその時代の社会背景がわかるともいえます。と同時に、ゆうもあくらぶの選定眼の確かさをゆうもあの精神でご理解していただけると助かります。

平成34年(2022年)

創立70年のゆうもあくらぶ(昭和29年/1954年創立、会長:山東昭子、理事長:大村崑、本部:東京都港区、03-3432-3335)では、昭和34年(1959年)より、その一年に『”ユーモア“で貢献し、世の中に明るい話題を提供してくれた方』に「ゆうもあ大賞」を贈呈しております。

本年の選出は、ゆうもあくらぶの会員の投票により行い、このほど、令和4年度(2022年度・第50回)ゆうもあ大賞を次の3名に授与いたしました(登壇順)。

やり投げ選手の北口 榛花さん。気象予報士・コメンテーターの石原良純さん、女優の高畑淳子さん、やり投げ選手の北口 榛花さん。

令和4年(2022年)12月7日(水)に開催された授賞式(於:ホテルニューオータニ芙蓉の間)にて、理事長の大村崑より、賞状と「金の耳かき」を授与したほか、協賛各社からの副賞が贈られました。表彰内容は次のとおりです。

北口 榛花

北口 榛花(やり投げ選手)

あなたは今年7月に行われた世界選手権大会で日本の陸上女子フィールド種目で、戦前戦後を通して、日本選手史上初の銅メダルを獲得いたしました。 修行のため、単身チェコ渡る行動力や競技本番で見せる集中力。 そしてダイナミックなホームから投てき。 一方で、日の丸に身を包み少女ののように泣きじゃくり、湧き出る喜びを抑えきれずに笑顔で飛び跳ねる姿。こうした天真爛漫で、いつも全力のパフォーマンスはわたしたちを魅了し、幸せな気持ちにしてくれます。 ここにユーモア大賞を送ります。
高畑 淳子

高畑 淳子(女優)

今年のNHK朝の連続テレビ小説「舞い上がれ!」で長崎の五島をで暮らす、あなた演じる祖母”ばんば”に全国の茶の間が感動の涙を流しました。 舞台が五島から変わったとたん、”ばんばロス”、つまり”高畑ロス”が続出したといいます。 ばんばの人間力、包容力にわたしたちも癒されていたのです。 あなたの本格女優としての迫真の演技とバラエティー番組でみせる、おかしな天然コメントを発するお姿との落差にわたしたちは魅せられています。 毎年当クラブでは、その年で明るい話題を提供され、ご活躍されている方を表彰しています。 ここにユーモア大賞を送ります。
石原 良純

石原 良純(気象予報士・コメンテーター)

あなたは1982年の映画「凶弾」の鮮烈デビューから、人気ドラマはもとより、最近はバラエティ番組はコメンテーター、気象予報士としてテレビで見ない日はありません。 その活躍は目を見張るばかりです。 何事にも真剣に対峙し、造詣深く、時に環境や地理、鉄道、ダムについて身振り手振りで熱く熱く語っておられる姿に、失礼ながら思わず吹き出してしまいます。 特に最近のトロンボーン演奏から垣間見えるあなたの優しく真摯なお人柄は、私たちを笑顔に元気にしてくれます。 今年1番のざわつく受賞者となることでしょう。 ここにユーモア大賞を送ります。