ゆうもあ大賞は、昭和34年に始まった「ゆうもあ賞」が最初で国鉄職員の岡田重雄さんが車掌として車内で乗客にゆうもあをふりまいたとして第一回受賞者となりました。昭和44年から昭和55年の間を一時休止したほか、昭和天皇のご病状に配慮して中止した昭和63年をのぞいて、毎年その年を明るくした話題の人びとに送られています。
いまをときめく人たちが若い時に授賞していたり、遅咲きながら一気に世の中を明るくした方など受賞者の顔ぶれを眺めるとその時代の社会背景がわかるともいえます。と同時に、ゆうもあくらぶの選定眼の確かさをゆうもあの精神でご理解していただけると助かります。
令和6年(2024年)
創立69年のゆうもあくらぶ(昭和29年/1954年創立、会長:船田元、理事長:山村紅葉、本部:東京都港区、03-3432-3335)では、昭和34年(1959年)より、その1年に『”ユーモア”で貢献し、世の中に明るい話題を提供してくれた方』に「ゆうもあ大賞」を贈呈しております。
本年の選出は、ゆうもあくらぶの会員の投票により行い、このほど令和6年度(2024年度・第52回) ゆうもあ大賞を4名に授与いたしました。
令和6年(2024年)12月4日(水)に開催された表彰式(於:ホテルニューオータニ芙蓉の間)にて、理事長の山村紅葉より、賞状と「金の耳かき」を授与したほか、協賛各社からの副賞が贈られました。
表彰内容は次のとおりです。
林家 木久扇(落語家)
林家 木久扇さんは「あなたは今年三月に五十五年間出演された「笑点」を卒業されました。
歴代大喜利メンバーの中でもっとも長い出演となりましたその間「いやんばか~んうふ~ん」を始め数々の木久ネタを生み出しました。
その才能はとどまることなく恒例の落語協会カレンダー表のイラスト作画や「木久蔵ラーメン」事業にも発揮されてきました。
あなたはそこにいるだけでなんだか可笑しく楽しく皆を笑いに包んでくれます。
その貴重な存在にゆうもあ大賞を贈ります」
内藤 剛志(俳優)
内藤 剛志さんは「あなたは連続ドラマ27クール連続出演という日本新記録構立など目を見張るご活躍から「連ドラの鉄人」と称されています。
さらに多くの刑事ドラマに出演されてきたことから「刑事ドラマのスペシャリスト」異名も獲得されその独自の地位を確立されましたその本物感は街で警察官に黙礼されるほどです。
又バラエティーや情報番組では刑事役と違い笑顔での愉快なお話は私たちを魅了します。
警察庁にかわってここにゆうもあ大賞を贈ります。」
黒川 想矢(俳優)
黒川 想矢さんは「あなたは五歳の時から芸能活動を始めテレビドラマを中心に活躍され話題作「怪物」で映画初出演にて、その存在感や繊細な演技は大きな評価を得てブルーリボン賞新人賞始め数々の新人賞を授賞されました。
俳優として様々な役に挑戦し可能陛を広げて見せるその姿は魅力的で私たちの夢と希望です。
これから先も笑顔とともに夢に向かって進まれることを願いゆうもあ大賞を贈ります。」