2019年ゆうもあ大賞表彰者と山東会長、大村理事長
令和元年(2019年)12月4日(水)に開催された表彰式(於:ホテルニューオータニ芙蓉の間)にて、会長の山東昭子より表彰状とトロフィー、理事長の大村崑より「金の耳かき」を授与したほか、協賛各社からの副賞が贈られました。
今回の表彰者は俳優の笹野高史さん、女優の草笛光子さん、タレントの古舘伊知郎さん。が選ばれました。
表彰内容は次のとおりです。
笹野高史さん、挨拶
笹野高史さんは「あなたは依頼された仕事を拒まないことで、その役どころは真面目な人コミカルな人シリアスな人など多岐に渡ります。 『男はつらいよ』を例にとっても市役所の職員・旅館の主人・泥棒・車掌・ホモのライダー・釣り人・警察官などいろいろです。あなたが演じると、そのどれもが適役になり嵌まり役になるのが不思議です。 いかなる役柄でも笹野色・笹野味を醸し出して十八番(おはこ)にしてしまうのが見事です。 最近では金鳥CMでムキムキの筋肉が本物だと思わせ『安らぎの刻』での俳句の宗匠役も適任です。 驚くのは愛車の黄色のボルシェ911カレラSカブリオレを乗りこなす若さです。 役作りから車まであなたの適応力に脱帽し、ここに、ゆうもあ大賞を送ります」
草笛 光子さん、挨拶
草笛 光子さんは「あなたは昭和25年に松竹歌劇団に入団以来現在まで枚挙に暇がないほど舞台や映画やテレビドラマに女優として活躍してこられました。 昭和33年に始まった日本最初の音楽バラエティ番組『光子の窓』で窓から顔をのぞかせて歌うあなたの面影がいまだに瞼に残るほどです。 女優業としての東宝の「社長シリーズ」やNHK「大河ドラマ」など経歴は素晴らしいの一語ですがいまのナチュラルヘアーもワンダフルでファンタスティックです。 「白髪になると華やかな色の服が似合うようになりました自然のままは無敵です」と言われていますが正にその通りで髪のみぞ知る奥深いユーモアを感じます。 よって、ゆうもあ大賞を贈り今後も神がかったご活躍を期待します」
古舘 伊知郎さん、挨拶
古舘 伊知郎さんは「あなたはテレビ朝日時代のプロレス中継やフジテレビでのF1中継でレスラーやレーサーにキャッチフレーズを付けるという工夫や速射砲のようなスピード感のある語り口でわかりやすくアナウンスする「フルタチワールド」を作り上げ大好評を博しました。 「おーっと!」という一声も人気になりました2004年4月から2016年3月まで長期にわたりテレビ朝日報道ステーションのメインキャスターを務めその後休養を取られましたが、復帰し独特の古館節が戻ってきたのは嬉しい限りです。 今後も多くのバラエティ番組などで持ち前の頭の回転の速さを発揮したユーモアや洒落のあるトークを期待し、ゆうもあ大賞を贈ります」